『牛久大仏』の高さ・大きさは?いつ・なぜ・誰によって作られた?

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『牛久大仏』は、茨城県牛久市にある「世界最大のブロンズ(青銅)立像」です。

ギネス世界記録にも「世界一の大きさのブロンズ製仏像」として登録されているんですよ。

なぜ・いつ・誰によって作られたのか?世界一とはいったいどれだけ大きいの?高さは何メートルある?

今回は『牛久大仏』のことについて調べてみました。

牛久大仏について

いつ・なぜ作られた?

茨城県牛久市は、鎌倉時代中期に親鸞聖人が居を構え、修行に専念した浄土真宗ゆかりの地。

その地に、浄土真宗東本願寺派本山東本願寺の発注により、川田工業が1988年(昭和63年)5月より、7年の歳月をかけ1993年(平成5年)6月に完成させたのが、『牛久阿弥陀大仏』です。

建築方法は、主に高層ビルで用いられるカーテンウォール工法が採用されました。

牛久大仏は、親鸞聖人が布教活動の拠点としていたことを記念して、東京本願寺により建立されたんですね。

大きさ・高さ

牛久大仏の全高は120m(像高100メートル、台座20メートル)あります。
阿弥陀如来の12の光明にちなんで、120mに設定されました。

地上高世界最大の”ブロンズ製”仏像で、ギネス世界記録には「世界一の大きさのブロンズ製仏像」として登録されています。

その大きさは、奈良の大仏(像高14.98メートル)が掌に乗り、アメリカ合衆国ニューヨーク州にある自由の女神像(全高93メートル、手を掲げた姿勢の像高46.05メートル)の像高(足元から頭頂までの高さ33.86メートル)の約3倍の大きさです。

比較してみると、牛久大仏の巨大さが良く分かりますね!
筆者は、奈良の大仏も十分に大きいと思っていたのですが、掌に乗ってしまうなんて・・・驚きです。

総重量 4000t
左手の平 18.0m
顔の長さ 20.0m
目の長さ 2.5m
口の長さ 4.0m
鼻の高さ 1.2m
耳の長さ 10.0m
人差し指 7.0m

 

牛久大仏の胎内

牛久大仏は、胎内に入ることができ、5層に分かれています。

建立完成までのパネルや大仏様の親指の模型が展示しているコーナーもあり、歴史や仏教の世界について学ぶことができます。

約77席の写経席があり、写経体験もできますよ。(別途200円が必要です)

大仏の胸部にあたる地上85メートルまではエレベーターでのぼることができ、周囲の景色を展望できます。
しかし、像自体の美観の問題から広々とした展望台は設けられておらず胸部からの景色はスリット状に設けられた小窓から見るのみとなっています。

筆者が訪れた際の感想は「展望台がなく、小窓から覗き見るだけなのが、残念」というのが率直なところでした。
しかし、今回牛久大仏について調べてみて『大仏の外観に関わる問題だから』と知ることができ、「仕方がないかな」という思いに至りました。
大仏様の外観は、最重要ですからね♪

拝観料金

通常料金(年間統一) 大人(中学生以上) 子供(4歳~小学生)
大仏胎内を含むすべての拝観(セット割引) 800円 400円
庭園のみの拝観 500円 300円

※3歳以下のお子様は拝観料、庭園ともに無料です


 

団体料金(年間統一) 大人(中学生以上) 子供(4歳~小学生)
大仏胎内を含むすべての拝観(セット割引) 700円 350円
庭園のみの拝観 400円 200円

15名以上の利用になります


 

障がい者料金(年間統一)
大人(中学生以上) 子供(4歳~小学生)
大仏胎内を含むすべての拝観(セット割引) 600円 300円
庭園のみの拝観 400円 200円

※障がい者料金には必ず手帳をご提示ください

開園時間

3月~9月 10月~2月
平日 9:30~17:00 9:30~16:30
土日・祝日 9:30~17:30 9:30~16:30

※閉園時間30分前に受付終了となります。

アクセス

鉄道・バス

JR常磐線牛久駅東口から関東鉄道バス「牛久浄苑行き」(3便/平日)または「直行 牛久大仏・あみプレミアムアウトレット」(土曜休日+彼岸+正月三が日など運転。午前中は毎時00分・14時台を除く13-16時の間毎時40分発。14時台のみ30分発)に乗車し、「牛久大仏」停留所下車。

自動車

首都圏中央連絡自動車道(圏央道)、阿見東ICより約3分。

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駐車場

約820台駐車可能です。

所在地

浄土真宗東本願寺派本山東本願寺

〒300-1288
茨城県牛久市久野町2083

TEL.029-889-2931
FAX.029-889-2935

【公式】ホームページ

まとめ

『牛久大仏』の全長は120m。ギネス世界記録にも登録されている「世界最大のブロンズ(青銅)立像」です。

牛久大仏は、浄土真宗東本願寺により「親鸞聖人が布教活動の拠点としていたことを記念して、建てられました。

牛久大仏の胎内は拝観することができますので、是非一度入ってみてください。外観からは想像できない煌びやかな世界が広がっていますよ。

筆者も何度か訪れたことがありますが、次回は写経にトライしてみたいと思っています!

 

それでは、最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

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